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空き巣に狙われやすい家の特徴

住まいと暮らし
2018.05.14

狙われているかも!空き巣に狙われやすい家の特徴

空き巣は狙いやすい家に目星をつけるため、日ごろから家々の周りを徘徊し下見をすることが多いといわれています。そのため空き巣が狙いやすいと思う特徴を持った家は、空き巣被害に遭いやすくなります。
自分の家が空き巣に狙われないよう、できることからしっかりと対策を練るようにしておきましょう。ここでは、空き巣に狙われやすいと言われている家の特徴をご紹介します。心当たりがある方は防犯性を高めるなどの対策をとるようにしてください。

道路からの見通しが悪い

道路からの見通しが悪い

高い塀で囲まれている家など、表の道路などから庭や家が見えにくい家は、安全に感じるかもしれません。しかし、外から庭や家が見えにくいというのは、壁を乗り越えて中に侵入してしまえば、誰からも見られずに作業を行えます。
確かに、外から覗かれるのは気持ちのいいものではありませんので、プライバシーを守る意味でも目隠しが欲しいというのはわかります。とは言え、まったく見えなくなってしまうのは防犯の面では危険です。
目隠しを作るのであれば、生け垣や植木などがおすすめです。外観を損ねず、枝や葉がほどよい目隠しになり侵入を妨ぐための壁にもなります。

窓に面格子がない

窓に面格子がない

空き巣の侵入経路として多いのが窓です。二重窓にしたり、防犯フィルムを貼ったりなど窓の防犯対策はいろいろとありますが、最もおすすめする対策は、面格子を設置することです。
面格子を設置すれば、単純に窓からの侵入を防ぎやすくなります。また、面格子がついていることは外から見てもわかるため「防犯意識が高い家」という印象を下見に来た空き巣に与えることが可能です。
少なくとも1階の窓には面格子を設置して、防犯意識の高さをアピールしておくようにしましょう。

カメラ付きのインターホンを使っていない

カメラ付きのインターホンを使っていない

空き巣が家の下見をするときの手口として「玄関のチャイムを鳴らす」というものがあります。チャイムを鳴らすことで、何時ごろにその家が不在になるかを確認するのです。
インターホンにカメラが付いていなければ、空き巣はとりあえずチャイムを押すことができます。仮に在宅でも、自分の顔を見られる心配がないからです。しかしカメラが付いていれば顔を見られてしまう危険があるので、むやみにチャイムを鳴らせなくなります。
カメラが付いているだけで防犯性が高まりますので、インターホンにカメラが付いていない方は、カメラ付きへの交換を検討してみてもいいかもしれません。

人通りが激しく、騒がしい場所に家が建っている

人通りが激しく、騒がしい場所に家が建っている

実は人がたくさん集まる公園や、繁華街の付近に建っている家は、空き巣に狙われやすい場合があります。いろいろな人が行き来する地域は、空き巣にとって下見がしやすく、入念な計画が立てやすかったりします。また、辺りが騒がしければ、空き巣のための作業もしやすくなってしまうのです。
普段からたくさんの人が行き来する地域にお住いの方は、人の通りが多いことに安心せず、しっかりとした防犯対策をする必要があるでしょう。

そして家の防犯性をより高めるには、防犯に効果がある鍵を設置することが重要です。ピッキングがしにくいタイプの鍵を設置したり、サムターン回しの予防ができる内鍵にしたりなど、空き巣被害に遭いにくい家にするよう心がけましょう。

「錠」と「鍵」の表記について
錠前(錠・ロック・lock)は、扉などにとりつけて締める金属・機械的または電子的な部品をいいます。鍵(かぎ・キー・key)は、錠前を施錠・解錠する(操作する)ための器具をいいます。
ここでは便宜上、日常的な会話に合わせて、鍵と錠前をまとめて「鍵(かぎ)」と記載している場合があります。