"触れずに認証"。錠前システムの認証方法
新型コロナウイルス感染症の登場で、「○○に触れずに○○ができる」というキーワードをよく目にするようになりました。カギやドアの開け閉めという行為は、自宅の玄関から始まり、仕事や学校など社会生活においても避けがたい日常です。今回は、錠前に関連する「触れずに」というキーワードをひとつテーマにあげてご紹介していきたいと思います。
錠前システムの「認証方法」とは
ノンタッチ、タッチレスなどのワードは、見聞きされたことのある方も多いと思います。錠前システムにおける「触れずに解錠する」というニーズと製品・システムは、ウィズコロナ以前からあります。このようなニーズにこたえる製品(錠前システム)は、物理的な鍵に代わる<認証>によって、施錠・解錠操作を制御していて、押しボタン式からカード式、生体認証など多種多様な認証方法があります。その中でも今回テーマの「触れずに」にあたる、代表的な認証方法を下記にご紹介します。
安全・安心な暮らしのために
マンションやオフィスのエントランスには、自動ドアが備わっていることが多いものですが、オフィスや住戸の一般的なドア(開き戸や引き戸)は、開閉する際に、取っ手(ハンドル)に触れなくてはならないケースが多くあります。そこで、ここでは「接触する部分」についてのお手入れ・除菌方法についても少し”触れて”おきたいと思います。
ドアの取っ手(ドアノブ、レバーハンドル)や錠前などの除菌方法について、錠前メーカー美和ロックでは、上記のように推奨されています。毎日のように触れるものだからこそ、オフィスや住宅でも、使う人が安心して過ごせるよう気を配ってあげたい部分ですね。
錠前はもとより、上で紹介した認証方法を備えるような機器やシステムは、別途対応する錠前(電気錠)が必要になるなど、専門技術が求められることがありますので、信頼できるプロに相談するようにしましょう。その際、利用シーンや用途、設置場所などのポイントをおさえておくとスムーズです。