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インターホンの交換時期

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2020.9.14

インターホンにも寿命がある?交換時期やその理由とは

陽気やこの頃の情勢で、自宅にいる時間も長くなったこともあり、通販の利用も増え、宅配業者やフードデリバリーなどが、自宅に訪れる機会も多くなっているかと思います。そのような背景からも、今後ますます活躍の頻度や有用性の高まりが予想されるインターホンですが、「あって当たり前」といわれるほど普及した今日、急な故障などで、ある日突然に使えなくなったとしたら…。
今回は、そんなインターホンの「寿命」に注目してご紹介したいと思います。

インターホンは、いまや生活に欠かせない設備のひとつ

インターホンは、いまや生活に欠かせない設備のひとつ

戸建て、集合住宅を問わず、インターホンのないご家庭はほぼ皆無といっても良いくらいで、今やインターホンは、マンションの人気設備上位(モニターテレビ付きインターホン)に数えられるほど、住まいに必須の設備です。お住まいの方はもちろん、アパート・マンションの管理会社さんやオーナーさんなど、さまざまな幅広いニーズに対して、高い価値を提供しています。

今日のインターホンの存在は、単なる「呼び鈴」としてだけではなく、元来の利便性に加え、防犯・防災設備としても、大変高機能で優秀な設備として知られています。たとえば、機種にもよりますが、カラーモニターで来訪者がはっきり鮮明に見えるものや、不在中に誰が訪れたか映像を自動録画するもの、家の中でどこでも応対できるモニター付きのワイヤレス子機が付属したものなど、多くのメーカー製品が、くらしの安全と安心、快適に配慮した設計を行っています。

インターホンの交換は、10年~15年が目安

インターホンの交換は、10年~15年が目安

そんなインターホンにも寿命(交換目安)というものがあります。インターホンは24時間365日、休みなく稼働しているため、設置から10年~15年を経過すると、これを境に経年変化による故障発生率がぐっとあがり、いろいろな不具合が発生する可能性が高まります。
たとえば、故障が頻発していたり、モニターが見えにくくなっていたりと、安定性や機能低下があったり、または上でも触れた人気のトレンドに対して、機能が不足していたりすると、物件の印象を下げてしまう可能性も出てきます。

取り換え時期の目安

使用する期間が長くなると、見えない部分で経年劣化は進んで故障しやすくなります。インターホンの更新期間は、一般住宅用(家庭用)で10年、集合住宅用で15年とされています(インターホン工業会)。生産終了後、補修用性能部品(機器の性能を維持するために必要な部品や基板)の一般的な保有期間である約7年を経過すると、修理ができない場合もあります。

不具合発生率の上昇

画面が鮮明でなくなった、音に雑音が混じる、押したボタンが戻らない…。日常の使用による部品の劣化や磨耗による故障発生率は、10年~15年目を境に上昇します。とくに一般住宅用のインターホンの場合、屋外機は風雨に晒されているケースも多く、製品寿命は短くなってきます。

機能やセキュリティ性能への不安

昨今の新しいインターホンには、より来訪者を確認しやすい、広角のカメラやカラーモニターに録画機能、非常ボタンなど緊急時に異常を外部に知らせる機能、防犯センサーや火災警報器、警備会社通報との連動など…便利なだけでなく、セキュリティ面や時代のニーズに応えた機能が多く備えられています。

そしてなにより、そこに住まう方・管理される方にとっては、ストレスを感じる要因となってしまうことも考えられることでしょう。

インターホン交換を検討する際は、鍵と防犯の専門店に相談を

インターホン交換を検討する際は、鍵と防犯の専門店に相談を

インターホンは、電源と直結しているものや、ドアチャイムや各種警報器、固定電話と連動しているもの、集合住宅のものなど、資格や専門知識が必要になることも多い設備・システムです。
また、主流のカメラ付きインターホンをはじめ、集合住宅のエントランスに設置されていることの多い「集合玄関機」には、一般的にキースイッチ(鍵穴)や非接触キーが採用されています。こういった要素からも、インターホンのリニューアル、メンテナンスには、鍵と防犯の正しい知識や技術が求められるケースが多くあります。交換時期の調査やリニューアルの検討、詳しい機能についての相談などは、ぜひ鍵と防犯の専門店に問い合わせいただくことをおすすめします。

※「錠」と「鍵」の表記について
錠前(錠・ロック・lock)は、扉などに取り付けて締める金属、機械的または電子的な部品をいいます。鍵(かぎ・キー・key)は、錠前を施錠・解錠する(操作する)ための器具をいいます。ここでは便宜上、日常的な会話に合わせて、鍵と錠前をまとめて「鍵(かぎ)」と記載している場合があります。