ID照合ユニットMIU-301は、テンキーカードリーダ、非接触ICカードリーダ、指静脈認証リーダの各種リーダを接続して照合を行うID照合ユニットです。
特徴
電気錠、自動ドア、シャッター等の制御が可能
照合の結果を接点出力（無電圧aまたはb接点）しますので、電気錠、自動扉、シャッター等の制御ができます。
接点出力時間は5通り設定できます。
（電気錠、自動ドア、シャッター等には無電圧aまたはb接点で制御できる操作盤が必要です）
タイマーや警備機器等の他の機器からの信号（無電圧aまたはb接点、連続）でリーダの使用を停止させることも可能です。
※システムの構成例については、カタログをご参照ください
USBメモリで登録情報の書き出し/読み出しが可能
USBスロットを備えているので、USBメモリを使って登録情報の読み出し/書き出しができ、他のゲートを管理しているMIU-301 に登録情報をコピーすることも可能です。
※USBメモリを介して、管理端末（パソコン）とMIU-301のデータ転送が行えます。
不正な情報取得を防止するためUSBメモリ内のデータに独自の暗号化を施しています。
※指静脈認証リーダを使用する場合、USB メモリでバックアップデータを取ることはできません（指静脈認リーダ付属のバックアップツールを使用します）。
用途に合わせ、接続可能な各種リーダ
カードとテンキー（暗証番号）の併用でマルチ認証方式が可能
RDTKーB01（CV）との組み合わせにより、暗証番号の登録も可能です。カードまたはテンキー（暗証番号）のいずれかの操作で認証するOR認証モードと、カードとテンキー（暗証番号）の両方の操作で認証するAND認証モードを選択できます。
※OR 認証モード時：暗証番号登録は、数字2 桁～ 12 桁の9 種類まで登録でき、セキュリティや利便性に応じた柔軟な運用が可能です。
※AND 認証モード時：カードごとに数字4 桁の1 種類のみ登録可能です。
シンプル かつ高機能
カード登録数は1,000枚、操作履歴も5,000件まで蓄積できます。管理ソフトを利用すると、名簿・入退室履歴・タイムスケジュールなどの管理や、1物件あたり最大100ゲートまで管理できます。ゲートごとに通行権限や時間制限したり、利用者や環境に応じた運用が可能です。
外部機器との入出力端子も備えており、防犯機器、空調設備などとの連動も可能です。
※指静脈認証リーダを使用する場合、管理ソフトおよび最終退出機能は使用できません。
カードの登録・抹消が簡単
万一、カードの紛失・盗難や、他人に暗証番号を知られた場合でも、登録情報を無効にして新しいカード・暗証番号を登録することができます。停電時の場合もカードや暗証番号の登録情報が消えることはありません。
カードや暗証番号の登録抹消操作にはパスワードロック（管理用暗証番号）がかかっており、第3者による不正な設定操作を防止します。
詳細資料
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